Interlude
先日、ある知人からライブの誘いと共に一枚のメモを手渡された。
≪ 今回のライブは" 邂逅 "がテーマです。久々に再会する友人・知人。
時の隔たりがもたらす距離感や価値観の相違、より複雑化した人間関係。
また喪失したモノや新たに構築された世界観…そういった有象無象を
ジャズのインタールードとして提示出来れば、と思っています ≫
他の出演者を尋ねると、なるほど共通の古い知人達の名前が挙がっていた。
その日限りのユニット名は" Interlude Jazz Orchestra (仮名)"だと言う。
持ち時間は10分間。まさに幕間、" Interlude "としての役割だ。
共演者も決まり、選曲(といっても10分なので2曲だが)も決まった。
すると先の知人より新たな構想を打診された。なんでも演奏の直前に
軽いポエトリー・リーディングを行うので、途中からBGMとしてピアノ
ソロで参加して欲しい、とのことだった。詩の内容は確かこんな感じだった。
我々は時の流れに身を任せ、見知らぬ場所を漂流する。 |
……さて、実は今晩がライブの当日。ポエトリー・リーディングの
BGMはぶっつけ本番だが、この曲をアレンジして弾くつもりだ。
映画『The Conversation』より Music by David Shire
音による"会話"を通して、十数年という年月を10分間で
表す事が出来るかどうか、今から楽しみだ。ワクワクテカテカ。。