3/06/2010

楽譜についてそこはかとなく思うこと(ネトヲチ編)




ある時、暇に任せてニコニコ動画の投稿動画を眺めていたら
こんなタイトルが目に飛び込んできた。

【究極の楽譜!】 ABCの歌

ふむ?何だろう・・・
興味を惹かれ再生してみたが、ピアノと歌の楽譜が音に合わせて流れてゆくだけで、
初めのうちは一体どの辺りが「究極」なのかさっぱり分からず困惑した。しかし
嵐の如く付けられている数多くのコメントを見るうちに、やっとその意味がわかった。

その楽譜は、歌詞(この曲の場合はA、B、C…の英大文字)に合わせて
ピアノの伴奏譜が文字を形成するように作られていたのだった。


【 こんな楽しみ方もあったのか… 】
楽譜を見慣れた者にとっては『"楽譜"は"楽譜"でしかない』と、何時の間にか
思い込んでいるものだ。一方、楽譜を見慣れない者にとっての"楽譜"は
"得体の知れない記号のオンパレード"に見えるのもまた頷ける。この動画を
投稿した人はアレンジもされている訳だから、音楽的な知識も会得しているに
違いない。それにも係わらず、楽譜に不慣れな者の気持ち(というか目線)も
理解した上でこれを思いついたのだ。これなら、万人が楽譜を楽しむことが出来る…
投稿者氏のアタマの柔らかさに暫し脱帽した。

さて、ニコ動はIDを取得してログインしなければ動画を閲覧出来ないので
YouTube版も付記しておく。こちらにも賞賛のコメントが寄せられていた。
MIDI animation? Ultimate ABC Song / 究極のABCの歌


【 目を細めてご覧下さいませ 】
今回のレビューを書くに辺り、何かオマケを…と思い、先の投稿者を見習って
拙ブログのタイトル「アナヨル」を楽譜に起してみることにした。



※画像をクリックすると大きい画面でご覧いただけます


何のことは無い 所詮は単なる二番煎じなのだが、
ヴァリエーションとして拙ブログ版はピアノソロ譜に決め、
コード進行を曲と合わせた。更に右手部分のメロディーは
" You And The Night And The Music "のメロディーにしてみた。
楽譜起こしも、ネットウォッチもまた楽し。