何時の世にも有り続け、音楽のジャンルを超えたジャンル。
今回はプロテストソングについて、少しだけ。
プロテスト・ソング(Protest Song) |
例えば?と言われてパッと思い浮かぶだけでもFela Kuti & Afrika 70、
Sly & The Family Stone、Bob Marley & The Wailers、Charles Mingus、
Niel Young、Gil Scott-Heron 等々…書ききれない程の顔が思い浮かぶ。
「音楽のジャンルを超えた」と云うだけあって、曲想や歌詞、プレイスタイルも
様々なプロテスト・ソングだが、一般的に切々と訴える曲やゴリゴリとした強面の
曲が多く知られるが嘲笑と皮肉を込めた曲も又捨てがたい。と言うか、好きだ。
" H2O Gate Blues " by Gil Scott Heron & Brian Jackson @Youtube
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80年代以降話題になるプロテストソングが少しづつ減っている中
最近 動画投稿サイトで再生回数がジワジワと増え続けている曲がある。
" 東電に入ろう" 歌い手不詳 @Youtube
オリジナルは云わずと知れた「自衛隊に入ろう(故・高田 渡)」だが、
元曲に溢れかえってているイイ感じに力の抜けた嘲笑感と強烈な皮肉が
そのまま踏襲されている。但し、TVでは永久に放送されないだろう。
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ライブ告知。
今日、あるグループのデビュー20周年記念イベントが行われる。
彼らのホームページがドエライコトになっている、と人に聞き
開いてみて笑ってしまった。
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"NEWS"という欄にはこう書いてある。
スチャダラ2011「オール電化フェア」!!今年もやります小野音!!! |
凄い。攻め込んでいる。
コスプレとイベント名という切り口も、これまた凄い。
齢四十のオッサン(失礼)にして、この軽やかさとアグレッシブさ。
よくない コレ~? コレ よくな~い? よくなくなくなくなくなくな~い?
…という事で(大ネタでごめんなさい)、彼等に敬意を込めて今回告知させて頂いた。
Text by : 電気羊
追記1
上記の画像はつい今朝までスチャダラパーHPのTOP画像として使用されていたのだが、どう云う訳か
レビュー執筆中にフツーの画像に差し替えられてしまったので、キャプチャー画面を使用しました。
追記2
レビュー執筆中にGil Scott Heronが2011年5月27日に亡くなっていた事を知った。
彼について、此処では書ききれない。またいつか改めて書こうと思う。合掌。